コロナ融資6月末まで延長

新型コロナウイルス禍が3年目を迎えました。政府系金融機関の資金繰り支援などで倒産件数は低水準にとどまってきました。しかし、今年からコロナ融資の返済が本格化し、保証付き融資では焦げ付きも増加してきました。政府はコロナ融資を6月末まで延長しますが、規律なき追加融資は企業のゾンビ化(業績が悪く回復の見込みがない企業に公的機関が援助するの意味)にもつながりかねません。中小企業の財務が悪化するなか、金融機関も難しい判断を迫られています。