「プラスチック資源循環促進法」施行

コンビニなやスーパーで無料で配付されるプラスチック製のスプーンなどの使用量を削減する「プラスチック資源循環促進法」が1日、施行されます。事業者に対し、削減計画を立てて使用量を減らすよう義務付けます。木などの代替素材への転換といった対応を各企業は取り始めています。ただ、今回の施策で削減対象となるプラ製品の国内流通量は10万トン弱にとどまります。日本全体のプラスチックの排出量は年間850万トン程度で、僅か1%程度にしかすぎません。世界的な規制強化のなかで、どう実効性を高めていくのかが課題です。