「働きがい改革」

日本企業の労働環境が改善する一方で、働き手の仕事への充実感や達成感といった働きがいが高まらないようです。1人当たりの労働時間は2020年に、16年比で100時間減るなど働きやすくなったものの、仕事に熱意を持ち会社に貢献したいと考える社員の割合は6割弱と世界最下位にとどまっています。政府が働き方改革を打ち出して5年余り経過しますが、生産性改善や技術革新に向けて社員の働きがいをいかに高めるかが(=働きがい改革)次の課題となります。