住宅修繕費の上昇(高齢者の負担増)

高齢者が安心して住宅に住めなくなっています。持ち家の修繕費の負担は増え続けています。長寿化の進展によって修繕回数が増え、工事単価も10年で2割上昇する二重苦の様相を呈しています。また、賃貸住宅でもオーナーの約7割が高齢者の入居に拒否感を抱いています。現状、公的機関で対応しきれない部分が多く、民間の取り組みを効率的に生かしていく工夫が欠かせません。高齢者にとってますます生活しづらい世の中になってきています。