合同会社に登録義務づけ

金融庁は資本金1円でも会社を設立できる合同会社について登録を義務づけます。設立要件が緩和された合同会社はスタートアップなど少人数の起業につながってきましたが、一部では不正勧誘出資者が損失を被る事例が出ていました。金融商品取引法に基づいて制度改正し、会社設立出資を募る場合は、登録を義務づけます。投資家の保護を徹底することで適切な起業環境を整備するのが目的です。また、登録制にすることで証券取引等監視委員会が会社の実態を把握しやすくなります。金融庁は早ければ今夏にも内閣府令を改正するとしています。