猛暑で値崩れ(サクランボ・メロン)

夏が旬の果物の価格が下落しています。熟し過ぎて傷みやすいサクランボは、東京市場の卸値が前年同期に比較して1割以上安くなっています。また、皮の模様が乱れるといった影響が出るメロンも前年同期を下回ります。要因としては、記録的な暑さなどの異常気象で品質が落ち、高値がつきにくくなっていることや、パンや食用油など頻繁に消費する食品の値上がりで、嗜好品である果物の消費が振るわないとの声も出ています。高級品でなかなか手が出ないサクランボ、メロンですが今が賞味するチャンスかもしれません。