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修学旅行先として定番だった京都や東京に代わる地域の存在感が高まっています。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関西と関東のシェアは2020年度、計約3割と19年度比で半減する一方、他の地域は7~9㌽の上昇が目立っています。遠方から近場への行き先変更を絶好のチャンスとし、継続して選んでもらうための取り組みが活発化しそうです。観光色が強かった修学旅行は体験型の学びを重視する傾向があり、6月に受入れが再開したインバウンドも体験型の消費に関心が移行しています。SDGsをテーマにしたプログラムなどを学校側のニーズをくみ取る体制づくりが、結果的にインバウンド増につながると思われます。地方の宿泊施設にとってはヒントになると思います。