EC消費が一服

日本の電子商取引(EC)市場に減速感が出てきました。新型コロナウイルス禍を経てネット経由の消費が2割以上増加したものの、足元では一服の状況です。また、海外と比較すると浸透度はなお主要国で最低の水準となっています。このまま成長力を持続するには一段の工夫が不可欠です。ECをコロナ後の経済の牽引役にするためには、消費喚起の知恵(実店舗の役割を活かす)とインフラの進化(宅配クライシス対策)が必要です。