JR東日本は28日、利用者が少ない地方の35路線の66区間すべてが2019年度に営業赤字だったと発表しました。路線別の収支を公表するのは初めてのことです。新型コロナウイルス禍の長期化で旅客減少が続いており、収支が特に厳しい区間はバスへ転換する協議などに入りたい考えです。鉄道最大手も経営モデルの見直しを迫られています。因みに最も赤字が大きい区間は、羽越本線の村上-鶴岡で、年間の運輸収入6億円を稼ぐために営業費用が55億円かかっています。これを聞くと愕然とします。我が故郷の天竜浜名湖線には末永く頑張ってもらいたいと思います。