百貨店売上高増加(3年ぶり)

新型コロナウイルス禍で落ち込んだ百貨店の収益が回復しつつあります。日本経済新聞の2021年度の百貨店調査で、各店の売上高の合計は前年度比12%増と3年ぶりに増加しました。コロナ以前の19年度の8割まで回復しています。時計など高額品の販売が伸び、都心の店舗の復調が顕著です。一方、地方店は回復が遅れています。例えば、札幌市の東急百貨店の21年度の売上高は19年度比6割にとどまっています。地方店の復調が鍵と言えそうです。