「推奨仕様車」で納期短縮(トヨタ)

トヨタ自動車はオプション装備などを限定して効率生産し、納期を最大で4分の1程度に短縮する「推奨仕様車」を設けます。今月発売の小型ミニバンから始め、セダンなどに広げます。半導体などの部品不足で新車は半年から1年単位の長い納期が続くほか、受注停止する車種もあり顧客離れが懸念されています。部品不足が自動車の生産・販売の手法に変化を促し始めており、生産・販売への影響をいかに最小限にとどめるかの工夫を各社は問われています。