国内ECが鈍化傾向

新型コロナウイルス下で高成長を続けてきた国内の電子商取引(EC)の勢いに陰りが見え始めてきました。Zホールディングスやメルカリなどでは4~6月に物販ECの伸びが鈍化しています。外出自粛に伴う巣ごもり需要が一段落したためです。物価高が進行するなか、既存の小売業にはない利便性などをアピールし、リアル店舗に流れる利用客をいかにつなぎ留めることができるか新たな需要をどこまで掘り起こせるかが一層重要になってきました。