ファミマがデジタル金融事業へ

ファミリーマートがデジタル技術を活用した金融サービスに乗り出しています。独自の決済アプリ「ファミペイ」を痛じて得た顧客の購買データを分析し、信用力を判定し、24時間借入れ可能なローンを提供します。大手コンビニは公共料金などの収納代行で兆円単位のお金が流れ込む金融拠点でもあります。業態として成長力が鈍るなか、物販以外で稼ぐモデルをつくります。一方、ライバルの状況は、コンビニの独自決済ではセブンーイレブンージャパンが「ナナコ」を持っていますが、銀行口座と連携しないプリペイド方式のため、ローンは手掛けられません。ローソンは決済事業に参入しておらず、デジタル金融事業はファミマの大きなアドバンテージとなりそうです。