「日本遺産」で観光誘客へ

各地に点在する文化財を活用して地域活性化を狙う「日本遺産」の取り組みが広がってきました。文化庁が2015年、24府県18件の認定でスタートさせ、8年で全47都道府県104件に拡大しました。見過ごされてきた文化にストーリー性を持たせ「面」としてつなげることで、伝承、環境整備の促進につなげ、新たな観光需要も生み出すことを狙います。因みに静岡県の登録件数は2件。2020年に「日本初旅ブーム』を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅」が登録されました。静岡市と藤枝市にある江戸時代の8つの宿場が登録されています。