自治体黒字対昨年度42%増

自治体の黒字が拡大しています。日本経済新聞社が全国815市区の2021年度決算を調査しとところ、歳入から歳出と繰り越すべき財源を差し引いた実質収支の黒字額が20年度比42%増の計約1.8兆円となりました。新型コロナウイルス対応を迫られた一方、国からの交付金や地方交付税の増額で賄ったかっこうです。また、コロナの相次ぐ感染拡大によるイベントの縮小・中止などで予算が消化されなかったことも黒字の増加につながっています。