所得30億円超に課税強化の案

与党税制調査会で所得が30億円を超えるような富裕層を対象に所得税に最低負担率を導入する案が浮上しています。この背景には、所得が1億円を超えると税負担が下がる「1億円の壁」の問題を是正すべきだとの意見が出ていたことがあります。超富裕層に追加税負担を求め、不公平感を抑えるようにします。2023年度与党税制改正大綱に盛り込む方向で最終調整に入り、25年に導入する案があります。我々庶民には気の遠くなるような数字です。