インバウンド93万4500人

インバウンド消費の回復が目立ってきました。日本政府観光局が21日に発表した11月の訪日客数は93万4500人で、新型コロナウイルス禍前の2019年同月比で4割弱の水準に戻りました。国際線の予約は上向きつつあり、ホテルの宿泊料も高騰しています。旺盛なインバウンド消費が国内景気を下支えする一方、深刻化する人手不足への対応などが課題となります。25年には訪日客の関連消費額をコロナ前超えの5兆円に引き上げる目標を掲げており、効果的な支援策や官民一体となったテコ入れが不可欠です。