行員の離職防止対策(地銀)

全国の地方銀行が行員の離職防止対策に乗り出しています。優秀な人材の獲得へ転換を急いでいます。十六フィナンシャルグループは35歳で部長になることも可能な新人事制度を導入します。肥後銀行などは基本給を一律に上げるベースアップを実施します。地銀では人口減少や低金利の長期化などで経営環境が厳しいうえ、年功序列の強い組織体制を背景に離職が増えています。銀行に就職できれば将来が安泰と親が喜んだ時代はとっくに終焉しています。