文化庁が京都へ

文化庁が27日、移転先の京都市の新庁舎で業務を開始しました。地元では歓迎の声が上がり、「文化首都」としての発信に向けた機運が高まっています。ただ、同庁は新天地で文化産業振興の強化を図るとしていますが、東京・霞が関を離れることによる出張費の増加や業務の効率低下への懸念が残ります。庁舎整備費を含むコストに見合った成果がはたして得られるのか、この先、詳細な検証・分析が求められます。