植田新体制がスタート

日銀の植田和男総裁が9日就任しました。初の経済学者出身の日銀総裁で、黒田東彦前総裁体制で10年間続いた緩和路線を継承しつつ、緩和の長期化に伴う副作用への対応に取組みます。市場は4~6月にも緩和修正を予測していますが、米欧発の金融不安が広がりハードルは高まっています。植田日銀総裁の最初の一手のタイミングは新体制の緩和への姿勢を占う試金石となります。