小売りの7割がコロナ前回復

小売り各社の業績がここにきて上向いています。インバウンド回復に賃上げも下支え要因となり、2024年2月期は7割の企業で純利益が前期から増加する見通しです。行動制限の緩和もあり消費マインドは改善し、貯蓄を支出に回す動きも期待されるところです。人手不足や光熱費など懸念材料もあるなか、幅広い業種への賃上げの広がりが今後の小売り業績を左右しそうです。