新型コロナウイルス禍で打撃を受けた観光業に活気が戻ってきました。28日には現行の水際対策が終わり、本格的なインバウンドの回復が見込まれます。コロナ前の中心だった中国人観光客だけではなく、急増していた訪日ムスリム(イスラム教徒)への期待も高まっています。岐阜県高山市などは、文化や習慣を尊重するきめ細かい心遣いでムスリムを引き寄せています。「ムスリムフレンドリー(食事以外でもできる範囲で配慮する考え方)」は観光の大きなキーワードであり、イスラム教やハラルの基本を理解し、できることからしっかりと対応していくことが不可欠です。