カカオ豆の高騰(国際価格が約6年8ヶ月ぶりの高値圏で推移)は、日本国内のスーパーやコンビニに並ぶチョコレートをはじめとする菓子製品の価格に影響しています。砂糖の原材料である粗糖の国際価格も約11年半ぶりの高値圏で推移しているほか、牛乳の価格も上昇しており、菓子類は店頭価格の引き上げが続いています。3月に値上げした菓子類の品目数は593品目で、単月としては2022年9月の453品目を上回り最多を更新しました(帝国データバンク調査)一方で、原材料価格の高騰を製品価格にまだ転嫁しきれていないメーカーも少なくなく、今後も菓子類の値段は上がっていきそうです。