東大卒が半減(キャリア官僚)

人事院は8日、2023年度春に実施した国家公務員総合職試験の合格者を発表しました。合格者数は2027人で倍率は7.1倍でした。大学別にみると東大出身者は193人(10年前は438人)で過去最も少ない結果となり始めて200人を割りました。専門家は、人材の多様化や、なかなか改善されない公務員の働き方や権威の低下などが要因とみています。国家の競争力を保つためにも、若い有能な人材を確保する改革への取組みが不可欠です。