スタートアップ健保組合

スタートアップ企業で働く人を対象にした国内初の健康保険組合が2024年に誕生します。約360社が加入する見通しです。設立時点では創業から3年を経過し、かつVCから出資を受けている企業が対象です。独自の健保組合の設立で保険料負担を下げ、事業や人材へ投資を厚くするのが狙いです。福利厚生が充実すれば人材が確保しやすくなり、産業の新陳代謝を促すスタートアップ振興につながります。保険料率を8%台後半に抑えられるどうかもポイントです。