金融資産1億円以上世帯が10年で8割増

大手金融機関が富裕層向けビジネスに本腰を入れます。三井住友信託銀行は富裕層の資産管理会社に5%弱出資し、三菱UFJフィナンシャル・グループや野村証券は担当の人員を増やします。1億円以上の金融資産(預貯金や株式などの金融資産から借入れなどの負債を差し引いた額)を持つ世帯は2021年に約149万世帯10年で8割増えています。国内は低金利で思うように稼げないため、数少ない成長市場を取込むのが狙いです。