専業主婦世帯が3割以下に

国内の専業主婦世帯の割合が2022年に初めて夫婦がいる全世帯の3割を下回りました。この20年で専業世帯は約350万減って539万になり、共働き世帯の半分以下になりました。年収の壁など専業世帯を前提とした昭和モデルが根強く残り、女性の非正規雇用率が高止まりするいびつさは拡大しています。女性の家事負担軽減や、賃金上昇につながるキャリア支援と並行し、共働きを前提とした社会モデルを構築する必要があります。