純利益が2割増(上場企業)

日本の上場企業の稼ぐ力が上向ていきています。4日時点で2023年4~6月期の純利益は前年同期から20%増えました。値上げが進むなか、供給網や人流の回復で需要が膨らみ、高単価でも売れる構図が鮮明になっています。また円安もあり、収益性を示す売上高純利益は最高水準に達しています。今後は増益の持続力が焦点になります。足元では中国経済の回復の遅れが懸念材料としてくすぶっています。