若手労働時間の減少が顕著

長時間労働の是正に世代間の格差が顕著になっています。男性1人当り年間就業時間を2022年と2013年で比較すると、25~34歳は8.6%減少したのに対し、45~54歳は5.7%減少でした。減少率は若い世代ほど大きく、管理職ほど古い働き方から脱しきれない状況となっています。経営層や管理職は貯時間労働の悪しき慣習を自ら改め、短時間で付加価値の高い仕事をするための経営管理をより強く意識することが求められます。