設備の高齢化

日本経済はバブル崩壊後、借金を手控える動きが広がり(金融機関の貸し渋りなどを背景に、設備投資は新規借り入れを避け、キャッシュフローの範囲で賄う)、生産設備やソフトウェアなどの高齢化が進んでいます。2023年度の経済財政白書は、主要7カ国(G7)で2番目に老朽化していると分析しました。生産性を高め、所得を増やすには人への投資に加え、設備の更新も重要な課題です。ヒト、モノの高齢化は深刻です。