長期金利1%超容認(日銀)

日銀は31日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作の再修正を決めました。長期金利の上限は1%をメドとし、1%を一定程度超えることを容認します。この背景には、米国の金利上昇(5%台)や、輸入物価の上昇を起点とする価格転嫁の長期化などがあります。日銀は持続的・安定的な物価上昇の実現に向けて、賃金と物価の好循環を重要な要素として位置づけていますが、2%の目標に向けて前進しているのかどうか⁉