IT人員削減(米国)

米国を中心にIT(情報技術)業界の大量解雇が続いています。グーグルが1000人を減らすなど、1月の人員削減は米で1万人を超えました。新型コロナウイルス下で採用して余剰になった人員を削り、人工知能(AI)など成長分野で投資を増やすことになります。2年連続で訪れた解雇の波に従業員の不満も大きいといいます。テック株(ITテクノロジーを活用してビジネスを行っている企業)が上昇する裏で方針転換の痛みが表面化しています。いずれ日本にもそのような事態になる可能性も考えられます。