月開発ブーム再来

米国の宇宙企業、インチュイティブ・マシンズの開発した無人の月着陸船が、民間企業としては初めて月に着陸して地球との交信に成功しました。アポロ17号以来、半世紀ぶりの月面着陸です。月開発ブーム再来の背景には、月に氷が存在することが分かってきたからです。水があれば飲料水だけでなく建築資材や燃料の製造が可能で、月面基地の建設も視野に入ってきます。有人ロケットが月で燃料補給して火星に行ける可能性も広がります。