預金金利が一斉引き上げへ

日銀がマイナス金利の解除を決めて翌営業日となる21日、民間銀行は一斉に普通預金の金利引き上げを発表しました。金利上昇による家計への恩恵が広がり始めました。一方、企業への融資をめぐっては指標金利の一つが2010年以来約13年半ぶりの高水準となり、先行きはわずかながらも貸出金利の上昇が見込まれます。これからは「金利ある世界」への転換による企業や家計の意識変化が注目されます。