人手不足倒産が前年度比2.1倍

帝国データバンクは5日、人手不足が原因の倒産件数が2023年度(23年4月~24年3月)に前年度比2.1倍の313件に達したと発表しました。集計を開始した13年度以来過去最高件数となりました。業種別では建設が前年度比2.3倍94件、物流が1.8倍の46件、規模別では、従業員数10人未満の倒産が全体の74%を占めました。時間外労働の上限規制の始まりやデジタル化への対応遅れなどで、さらなる人手不足が懸念されます。