「働き手予備軍」が半減

日本の働き手が枯渇状態になっています。今は職に就かず仕事を希望する働き手の予備軍は2023年に411万人で15歳以上のうち3.7%にとどまり、割合は20年で半減しています。女性や高齢者の就業が進み、人手の確保は限界に近づいています。企業を支えてきた労働余力は先細り、非効率な事業の見直しを迫られているのが実情です。企業も戦略の転換を迫られています。日銀のマイナス金利解除に伴い、金利は上昇していくことが予想され、人手不足で採用ができず、非正規の時給引き上げが続いていけば、低採算の事業は選別し撤退を余儀なくされることになりかねません⁉