5年ぶりの減益(中国上場企業)

中国の上場企業の業績が悪化しています。約5200社の2023年12月期の純利益は前期比3%源でした。減益になるのは5年ぶりです。不況の続く不動産が赤字に転落し、鉄鋼や建材などに波及した形です。好調な業種は自動車など一部にとどまっています。これはデフレ経済が強まる中国経済を反映しており、中国の内需の伸び悩みと、鉄鋼や自動車など安値での輸出攻勢が強まれば世界経済のリスクが高まることになり、米欧も注視している状況です。