認知症患者数523万人に(2030年)

認知症の患者数が2030年に523万人にのぼる見通しとなりました。高齢者の14%にあたる7人に1人が認知症患者となります。仕事と介護の両立が困難な人が増加すると、経済的な損失は年9兆円におよぶとの試算もあります。最大の課題は介護人材の確保で、政策とテクノロジー活用の両面での取り組みが欠かせません。認知症予防対策の第一歩は、人と話すことだと言います。高齢者が地域のボランティア等に参加しやすい仕組みづくりも求められます。