地方で中小企業賃金増加率が顕著

地方で中小企業の賃金が都市部を上回る勢いで伸びています。従業員100人未満の企業の5年前増加率を比較すると、上位10府県は地方がほとんどで、東京都や大阪府を大きく上回っています。実態は人手を何とか確保するための受け身の賃上げですが、持続的に賃金を上げるには価格転嫁やデジタル化による生産性の向上が重要となります。