佐渡金山が世界遺産登録

約400年の歴史を持つ「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産への登録が27日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で決まりました。人力による独自の鉱山技術によって、機会化された鉱山を上回る世界最高水準の質・量の金を生み出した歴史の価値が世界に広く認められました。佐渡金山は江戸幕府の下で本格的に開発が始まり、鎖国政策が敷かれるなかで諸外国との交流を制限された結果、手工業による金生産システムが19世紀半ばまで続いていました。佐渡島は一度は訪れてみたい所の一つです。