静岡県内に本社を置く企業のメインバンク(主力金融機関)で地域金融機関の存在感が増しているようです。東京商工リサーチの調査によると、県内に本店を置く13の金融機関のうちリテール(個人向け)に注力するスルガ銀行以外はメイン社数を伸ばしました。首位は静岡銀行の1万7447社でシェアは39.4%でした。2位は浜松いわた信用金庫で4726社、シェアは10.7%でした。企業倒産の増加を背景に、金融機関へは事業再生支援の力量が求められ、その取組み(結果)次第ではメインバンクの変更が加速することも予想されます。