ブログ - 2018年6月


W杯にみる最悪リスクの想定

サッカーのワールドカップロシア大会で日本代表が3度目となる決勝トーナメント進出を果たしました。ポーランド戦で終了間際、無理に攻めなかった試合運びの西野朗監督の戦術は、モラル上の問題はあるかもしれませんが、ルールには違反していません。スポーツ指導者でも経営者でも戦術・戦略の失敗における最大のリスクを常に想定することが不可欠です。今回の代表戦で言えば、最大のリスクは1次リーグ敗退でした。決勝トーナメント進出への国民の期待は半端なかったと思われます。ギリギリの選択を迫られた西野監督の判断は賢明であったと思います。

日本vsポーランド

久しぶりのブログです。公私ともに忙しい状況が続きなかなか手が回りませんでした。今日はいよいよ日本代表チームがW杯決勝トーナメント進出をかけてポーランドと対戦します。引き分けでもいいんでしょうけど、ぜひ勝ち点3にこだわってほしいと思っています。ここから必勝を願って応援しています。

父の日のプレゼント

父の日に子供たちからプレゼントをゲットしました。タオル生地のブランドハンカチが2枚でした。「この暑い夏も汗をふきふき頑張ってください」という応援メッセージととらえています。ありがとうございました。お父さんはまだまだ頑張りますよ!

三河屋食堂さんの「三河屋定食」

昨日は、ランチに地元の「三河屋」さんへ何年かぶりに行ってきました。最近、仕事の関係で店主のご主人や奥さんとお話をする機会があり、一度お邪魔したいと思っていました。私が以前お店に行ってたころは、まだ先代が店を切り盛りしており、ラーメン、カレー、カツ丼などを食べていましたが、現在はどんぶりものが主流のようです。オーダーしたのは、「三河屋定食(1500円)」で、これを肴にして焼酎緑茶割りを1杯飲んできました。ご主人との何気ない会話を楽しむとともに、日々溜まった疲れを癒やしてくれた珠玉の一時でした。細江町気賀方面にお越しの際は、ぜひ寄ってみてください。そこにはホッとする空間があります。

外食産業大量出店に限界

約半世紀にわたり日本の外食チェーンを育んできた大量出店という方程式に限界が見えてきました。ガストやすき家といった1000店を超えるチェーンでも出店は年10店程度に激減しています。看板ブランドでなじみ感や安心感を演出し集客、コスト削減につなげデフレ下で成長してきましたが、現在では、市場の飽和や人手不足により方針転換を迫られています。具体的には、新業態への転換、人がやる必要のない仕事のロボットによる自動化、営業時間の短縮などが挙げられます。

国家公務員兼業容認へ

政府は国家公務員の兼業を正式に認める調整に入りました。NPO法人や非政府組織(NGO)などの公益的活動を目的とした兼業に限り認める方針で、政策・法律の知見を民間でも活用し地域の活性化につなげます。兼業容認の背景には、民間の人手不足があり、とくに人材難に悩むNPOが多く、過去3年で大手転職サイトへの求人掲載数は3倍以上に急増しました。また、専門性の高い人材の引き合いが強いというのも理由として挙げられます。

全国信用金庫協会「第97回次長講座」

6月14日の全国信用金庫主催「第97回次長講座」講義のために鎌ヶ谷市に出張いたします。今回の参加者は総勢35名(平均年齢42歳)、北は北海道、南は徳島県までの25信用金庫の次長、副支店長の方々です。今回もどんな出会いや新たな発見があるのか楽しみです。定番のピーナッツサブレーをお土産に買って帰ります。機会があれば「大仏コロッケ」も食べてみたいと思っています。

2017年度県内創業融資最多

日本政策金融公庫の静岡、浜松、沼津3支店がまとめた2017年度の創業融資実績によると、融資先企業数が16年度比5%増の522社と過去最多となりました。景気回復などを背景に創業意欲が旺盛っだことが主要因です。融資総額5%減の30億円で、創業者を年齢別にみると、35歳未満が21%増の153社でした。業種別では飲食・サービス業が最も多く、小売・卸売業、医療・福祉業と続いています。

副業解禁が拡大

東京・三鷹にユニークな無人古本屋があります。2畳程の小スペースにはビジネス書から芸術、料理など様々な本が並びます。「野菜の無人販売」を思わせるセルフ形式です。経営するのは大手IT企業に勤めるサラリーマンです。今、大手企業の副業解禁が広がっています。日本金融通信社が行った調査によると、「勤務先が認めたら副業・兼業をするか」の問いに、約半数が「する」と答えています。解禁に備え、自身の歩みを‘棚卸し’してみることをおすすめします。

青サギと天浜線

梅雨の合間の早朝ウォーキング。田んぼで獲物を探す青サギと天竜浜名湖線です。

早大政経に数学必須

早稲田大学は、現在の高校1年生が受験する2021年度の政治経済学部、国際教養学部、スポーツ科学部の一般入試改革を発表しました。3学部とも大学入試センター試験後継の大学入学共通テスト(20年度から導入)と学部独自試験の2段階で選抜します。私大最難関校が一部学部とはいえ全員に共通テストを課すことは、他の大学に大きな影響を与えそうです。とくに政経学部が全員に数学を課すのは戦後初で、受験生の志願行動への影響が注目されます。早稲田大学を志望する場合は、これらへの対策が必要不可欠となります。

独裁経営の罪

最近、耳にした話ですが、自分の思うがままに権力をふるい、周囲の意見を聞くこともせず、独裁者としてトップの座に君臨し恐怖政治を行っている企業云々です。いくらリーダーが優れていても一人の人間のできることなど限られています。社員がやる気になって一生懸命に仕事に取組んでくれるからこそ、会社は成果をあげることができるのです。経営者にとって大切なのは、常に社員の人間としての本質、人格を評価し認めていくことです。経営者に社員一人ひとりの無限に持っている能力を絶対的に評価する心があれば、そこに和が生まれ、情報が集まり、会社は発展していくのです。

地域金融機関・創業支援に温度差

各地域金融機関が重要視する地方創生ですが、このほど静岡財務事務所の調査で、地方公共団体が地方版総合戦略策定などへの金融機関の助言を高く評価する一方、個別事業への参画を評価するのは1/3にとどまることがわかりました。地公体が期待する取組みと、金融機関が強化したい取組みは、「創業支援・起業家教育」で合致していますが、私の周辺の金融機関においても、創業セミナー・スクール・個別相談、ビジンネスコンテストなど積極的に実施しているところもありますが、一方で全く何もやっていない、やろうともしない金融機関もあります。このようにスタンスの違いからも、今後地域金融機関の格差はますます顕著になると思います。

事業承継Q&A

近代セールス6.15総特集「営業担当者のための事業承継Q&A」の一部を執筆させていただきました。課題発掘や事業の磨き上げなど実践したい支援ノウハウが満載です。私の担当したのは「事業承継で生じる課題をどう支援するか」で、後継者が決まっていても自社株式の承継や個人資産の相続、経営者保証の取扱いなど、よく見られる課題を挙げて解説しています。当事務所HP(近代セールス社)からもお買い求めになれます。