ブログ - 2018年11月


企業からの大学への研究費増

大学と企業の連携がより緊密化しています。2017年度に企業から得た研究資金は前年度比14.9%増の477億円でした。大阪大学は製薬会社などと共同研究から人材育成まで幅広く協力関係を構築しています。政府の補助金削減を背景に「稼げる大学」へ変換しようとする有力大学の思惑が垣間見られます。大学が力を入れている主なテーマは、ライフサイエンス、情報通信、環境、先端技術、エネルギー、AI、インフラ、宇宙・海洋などです。産学連携で得た成果を実用化できればライセンス収入も期待できます。増収分を若手育成や留学生の奨学金に使用することもできます。今、大学運営を円滑に進めるうえでも、稼ぐ力を高めていくことが求められています。正に大学受難の時代に突入しています。

銀行が人材紹介業で中小支援

人手不足が中小企業の深刻な経営課題となるなか、全国の地銀が支援を強化します。規制緩和で地銀が人材紹介業を手がけられるようになり、参入が相次ぐ見通しです。大阪が地盤の池田泉州銀行は12月から業務を開始します。地銀は地元企業に密着しながら人材ニーズを把握し、手数料収入につなげます。成長の制約要因となる企業の人手不足を解消し、中長期的な融資を伸ばす狙いもあります。今後は人材紹介を含む成長支援策の中身でどれだけ差別化できるかが問われます。金融機関もついにここまできましたか・・・

小売り業界の正月休業

京急ストア、マルエツなど小売り各社で正月を休業にする動きが広がっています。有効求人倍率2.6倍と小売業の人手不足は厳しさを増しています。従業員の要望の多い正月を休みにして働き手の確保につなげます。時給が過去最高水準に上がり、待遇面で違いを打ち出すのが難しくなるなか、いかに働き方を改善できるかが重要になっています。消費者としては、正月にお店が開いていないのは辛いことですが、このような傾向はどこまで波及するのでしょうか。

薬局再編へ

コンビニより多い6万店弱の薬局は、地域医療を支えてきた一方で、扱う医薬品は公定価格で競争力は乏しいのが現状です。厚生労働省は在宅医療などの新しい施策に対応できる薬局を育て、再編を促す方向にカジを切ります。再編を促す施策として、地域密着型薬局(休日や夜間でも対応できるだけの薬剤師を持ち、患者を訪問して服薬を指導する)と高度薬学管理型薬局(特殊な抗がん剤の副作用について適切に指導する)の2つの薬局を法的に位置づけるようです。顧客ニーズを満たさない薬局は、市場からの撤退を余儀なくされるかもしれません。

勤労感謝の日=ご褒美の日

今日は「勤労感謝の日」です。勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し合う日です。私も働けることに日々感謝しています。今年も残すところ1ヶ月余りとなりました。何かと慌ただしい12月を乗り切るためにもこの三連休を有意義に過ごし英気を養い、新たなエネルギーに変えたいと思っています。自分にも家族にとっても「ご褒美の日」です。

AIロボが床清掃

ソフトバンクグループでロボット開発を手がけるソフトバンクロボティクスは、19日、オフィス向け床清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を開発したと発表しました。人工知能を搭載し、一度人がルートを覚えさせれば自動で掃除してくれるのが特徴です。同社のヒト型ロボット「ペッパー」に続く2つ目のロボットになります。清掃業界は人手不足であり、市場ニーズと技術がマッチしています。今後、掃除以外の用途について配膳や物の運搬など屋外も含めて可能性は無限に広がります。

定番商品淘汰の時代

ロングセラーといわれる森永製菓の「チョコフレーク」など定番商品が淘汰される時代になってきました。背景にあるのは、コンビニを中心に定番商品に似た無名のプライベートブランド(PB)商品が増えているほか、消費者の嗜好が多様化していることがあります。長年親しまれたブランド名だけで商品が売れ続けることが難しくなっています。PB商品が手ごろな価格設定で既存市場に攻め入り、定番商品の長寿化に待ったをかける流れは今後も当分の間続くことが予想されます。

「ボンベイ庵」さん

昨日、久しぶりにランチに「ボンベイ庵」さんに行ってきました。タンドリーチキン、スペアリブ、チキンカレーを堪能してきました。どれもスパイシーで美味しかったです。お店は山の中腹にあり、浜名湖からの風も気持ちよかったです。このところの仕事疲れがとれたような気がします。完全予約制で1日5組限定です。場所:浜松市北区細江町気賀7688-10 営業時間:11:00~17:00 定休日:火・水・木曜日(休業期間あり注意) 電話:053-523-0636 一度は行ってみたい名店の一つです!

奥浜名湖商店寺子屋オープニングイベント

本日、奥浜名湖商店寺子屋「オープニングイベント」で起業相談を開催いたしました。ご参加していただきました皆さま、会場の設営準備にご協力いただきましたスタッフの皆さまに心より深く感謝を申しあげます。

地銀アパート融資が減速へ

アパートやマンションなど投資用不動産向け融資(アパート融資)が減速しています。不正融資が横行した銀行問題を受け、地銀などによる融資が減速する可能性が高まっています。一方、銀行が過度に融資を抑えると不動産市場に悪影響を及ぼすことが懸念されます。地銀は低金利や人口減少で事業環境が厳しいなか、今後収益源の確保が益々重要な課題になり、地銀再編の動きも活発化することも想定されます。

キャッシュレス決済端末導入費用ゼロ検討へ

経済産業省は2019年10月予定の消費増税に伴う経済対策として検討している消費者へのポイント還元策を巡り、中小店のキャッシュレス決済端末の導入負担を実質ゼロにする方針です。費用の3分の2を国が支援し、残りをカード会社が負担する案でカード会社と調整しています。また、政府は中小小売店で商品をキャッシュレス決済で購入すると2%分をポイント還元する施策を検討しています。

はままつ起業家カフェ実践サロン

はままつ起業家カフェでは、2019年度も「第6期実践サロン」(全7回)を開催いたします。対象は浜松地域で起業を考えている方で、起業アイデアがあり、全7回参加可能な方です。場所は、浜松商工会議所会館1階セミナー室です。さあ、皆さん!新年にご自身のビジネスプランを具体的に作ってみませんか!もちろん私も講師の一人として全力でご支援させていただきます。詳細は、はままつ起業家カフェまでお問い合わせください。電話:053-525-9745 mail:sogyo@hama-cafe.jp

家族とフルーツパークへ

昨日は、長男家族と一緒にフルーツパークに行ってきました。天気もよく、心地よい自然環境のなかでリフレッシュしてきました。ただ残念だったのは、ランチに入ったレストランの運営方法です。オーダー(会計)から調理・提供と手際の悪さが目立ちました。ここを速やかに改善していかないとクレームにつながると思います。

中国「独身の日」

中国で11月11日、「独身の日」にちなんだ年間最大のインターネット通販セールが開催されます。10回目となる今年は電子商取引(EC)最大手のアリババ集団だけで、この日の取扱高が3兆円に迫るとの予測もあります。ユニ・チャームなど日本企業も動画などをフル活用し、中国需要の取り込みに動くようです。今後の中国市場での浮沈を占う「一大決戦の日」とあって、大赤字覚悟の大盤振る舞い、安売り合戦が激しく展開されそうです。

仮想通貨へ逆風

仮想通貨への逆風が止まらないようです。相次ぐ不正流出で値上がりを見込んだ個人の投機マネーが流出しています。仮想通貨交換会社の信頼回復はままならず、昨年世界最大になった円建て取引は、シェアが1割を下回り、売買代金はピーク時の25分の1前後に沈んでいます。小売店の決済も広がらず、代替通貨の期待もできないような状況です。不正を防止する仕組みなど課題は山積しています。

士業から起業へ

弁護士や税理士といった「士業」から起業する人が新たなビジネスを生み出しています。(弁護士→集団訴訟をしたい個人と弁護士のマッチング、税理士→中小企業向けクラウド人事評価システムの開発・提供、建築士→空き地を活用した屋台出店の支援など)。人工知能の発達が進み、文書作成などの定型業務が多い士業の仕事は今後減少すると予測されます。将来への危機感を背景に起業を目指す人材が今後増加しそうです。

「お庭deマルシェ」

昨日は、口コミで浜松市北区引佐町花平で開催される「お庭deマルシェ」を知り、ちょっとだけお邪魔をしてきました。このイベントは年2回で3年続けているそうです。私はランチにスパイシーなカレーを食べ、生バンドの演奏を聴きながら整体を受けリフレッシュして帰ってきました。主催者の野沢建築さんはじめスタッフの皆さん!ありがとうございました。

11月4日は中小企業診断士の日

11月4日は中小企業診断士の日です。昭和23年11月4日、日本の「中小企業診断制度」が発足しました。以来70年、中小企業診断士は中小企業の発展と繁栄のために尽力してきました。その一員として私も微力ながら貢献していきたいと思っています。

飲食の無断キャンセルに料金

全国の飲食店が加盟する業界団体などが「無断キャンセル」した客に対し、キャンセル料を請求する指針をまとめました。コース料金を予約した場合は全額を、席だけ予約したケースでも平均客単価の5割程度を請求します。これまで店側は泣き寝入りする例が多く、損失は年2000億円にのぼるとされています。指針に強制力はありませんが、初の統一見解として普及を呼びかけ、消費者に理解を求めることになります。皆さん!無断キャンセルは絶対やめましょう。