ブログ - 2020年1月


ウナギ稚魚水揚げが2倍

ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの豊漁が続いています。今年度は漁が始まって2ヶ月弱で水揚げは8トン前後と前年度の実績(3.7トン)の2倍以上に達しました。前年同期の約20倍です。取引価格も下落がみられます。稚魚が育ち出荷が始まる今年の夏以降、ウナギの価格が安くなる可能性が出てきました。ウナギ大好き人間にとっては、この上もない朗報です!

割り勘で保険金支払い

保険金を加入者で割り勘する「P2P保険」が日本で登場しました。ジャストインケース(東京・千代田)は28日、P2Pのがん保険を発売しました。海外で人気の新型保険で、リスクと負担の関係がわかりやすい透明性の高さがセールスポイントです。

対中法案(知財保護など)提出へ

政府は今国会で中国に関わる懸念に対処する法案を相次いで提出します。経済安全保障や知的財産保護を目的に、国産品の価格競争力の維持・向上のほか、中国の影響力拡大を警戒する米政権と歩調を合わせる思惑もあります。今や中国は、日本、アメリカだけではなく、世界経済にとって影響力が益々大きくなっており、主要国が今後どのように対応していくかが強く求められています。

幕尻の徳勝龍が初優勝

平幕(幕尻)の徳勝龍が大関貴景勝を寄り切り14勝1敗で初優勝しました。33歳5ヶ月での初優勝は、日本出身力士では最年長優勝となりました。それにしても快挙の一語に尽きます。幕尻の力士が優勝してしまったのですから・・

裏を返せば、だれにでもチャンスがあるということです。横綱不在、大関・関脇の上位陣の絶不調と要因はありましたが、何よりも徳勝龍関の不断の努力と今が絶好のチャンス(勝機)と的確に判断したことが主要因だと思います。チャンスの神様降臨。

国産ドローンを政府が支援

政府は国産ドローン(小型無人機)の普及に向けた支援を拡大します。資金調達を優遇する法案を2月にも国会に提出します。インフラ点検や災害対策など政府調達も拡大します。ドローンは現在、中国製のシェアが大きい状況にあります。安全保障上の懸念から国内事業者の育成を急いでいます。新たなビジネスチャンスとなりそうです。

新型肺炎の脅威

中国・武漢を中心に流行する新型肺炎感染の拡大が続いています。日本国内でも新たに2例目の感染者が報告されました。中国の感染者数は800人を超えました。2003年に流行したSARS(サーズ)と同じように、外部環境(脅威)の変化により、経済にも大きな影響が出ることが懸念されます。

中高年転職が6年で3倍に

40歳以上の中高年人材の転職市場が立ち上がりつつあります。転職紹介件数(人材大手3社)は、6年前の3倍の水準です。人員構成でも給与面でも比重が大きいバブル世代などの処遇は企業にとって大きな課題です。未成熟だった中高年の人材流動化が進めば、年功序列など日本型雇用の見直しにつながる可能性があります。一方、転職にはデジタル人材など専門知識やスキルを徹底的に磨くことがキーポイントです。

保釈中逃亡法改正へ

森雅子法相は21日、保釈中の被告などの逃亡を防ぐための法改正を2月法制審議会へ諮問する方針を表明しました。カルロスゴーン被告の逃亡事件を踏まえ、GPS機能の装置や、逃亡した場合の罰則強化などが検討されます。ただ、実効性を持たせられるかが焦点となりそうです。

眠る地方資源をSDGsに活用

国連が提唱する17の持続可能な開発目標(SDGs)「エスディージーズ」を地方創生に生かす取り組みが広がっています。人口減少が進むなか、環境や健康に配慮した循環型の街づくりが地域の持続に欠かせません。SDGsの視点から企業活動を評価する動きも世界の投資家の潮流となり、大手企業の意識を強めれば地方の中小企業も無縁ではいられません。地方にはSDGsに沿う資源が埋もれており、これを地場産業が生かせるかが地域の未来のカギを握っています。

訪日客、中国に依存高

訪日客における中国の存在感が高まっています。2019年の中国客数は959万人と全体の3割を占め、消費に占めるシェアは4割近くになりました。消費意欲の高い中国人の伸びは日本経済への恩恵も大きいのですが、中身は若い女性を中心とした買い物に偏っています。日本の良さを体験してもらう「コト消費」が伸びなければ、東京五輪後の持続力に不安が出そうです。「祭りの後」にならないよう知恵と工夫が求められます。

大相撲初場所(六日目)

大相撲初場所が6日目を終わりました。2横綱が相次いで休場するなか、平幕正代が6戦勝ちっぱなしです。大関貴景勝は、難敵御嶽海を破り1敗を堅持、かど番豪栄道は、ようやく2勝目、新関脇朝乃山は4勝目、10勝大関復帰を目指す高安は4敗目でいよいよ厳しくなりました。一方、遠藤が調子がいいみたいです。持ち前の巧さにパワーが加わってきています。大人気注目力士の炎鵬は3勝3敗の五分、これから中盤戦~後半戦にかけて目が離せません。

阪神大震災から25年

17日で発生から25年。全国的に耐震化は進み、災害医療、被災地支援も充実してきましたが、想定される首都直下型地震や南海トラフ巨大地震に教訓や対策はどこまで生かせるでしょうか。定期健康診断のように、家具転倒防止や家族の通勤・通学時の対応などを年に一度でも確認する安全診断など自助することも必要不可欠です。「天災は忘れたころにやってくる」→「天災は忘れる前にやってくる」と肝に銘じましょう。

大阪出張

今日から「大阪府信用組合協会」様主催の研修講義のため大阪に出張いたします。大阪出張はちょうど1年ぶりとなります。大阪はいつも活気に満ちています。いつものようにパワーをもらって帰ってきます。

自動運転バス開発競争が激化

今年から国内で始まる予定の自動運転バスの実用化を控え、企業のサービスや技術(車両内外での見守り技術や運航管理)の開発競争に拍車がかかっています。自動運転バスの技術・サービスは世界全体で8兆円市場になるとの見方もあり、新しいビジネスが生まれそうです。実用化への課題は、高コストと利用者の使い勝手への対応とされています。いずれにしても安全・安心が一番大切です。

「70歳超えても働きたい」56%

日本経済新聞社が2019年秋に実施した調査によると、70歳以上まで働くつもりだと答えた人が60歳代の54%にのぼりました。18年秋の調査に比べ9ポイント増えています。「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく変化しています。政府や企業も高齢者が働き続けることができる制度(70歳就労機会努力義務、公的年金の受給開始年齢選択肢上限繰り下げ・受給額増など)づくりが迫られています。私も最低70歳まではなんとか頑張りたいです。

定年まで就労56%

就職活動に臨む大学生や大学院生のうち、同じ会社で働き定年を迎えたいと希望する人は56.3%にとどまることが民間調査でわかりました。定年までの就労を希望しない人は男女計43.5%でした。理由としては、「就職を通じたキャリアアップ」「終身雇用制度の終焉」「一社にしがみつきたくない」「起業したい」「専門スキルを身につける機会がない」などでした。就活生の皆さんの気持ちよくわかります。

住宅ローンの固定型急減

固定金利で住宅ローンを借りる人が急減しています。3メガバンクで住宅ローンを新規で借りた人のうち、固定型は3割にとどまります。全国でも固定型の比率は2018年度に30%と2年前から約20ポイント下がりました。長期金利の低下局面では返済額を確定する固定型に人気が集まる傾向がありましたが、超低金利の常態化でローン選びに変化が出ています。

100周年企業

帝国データバンク静岡支店の調査によりますと、静岡県内で2020年に創業100周年を迎える企業はエンシュウやスポーツ用品販売のシラトリなど29社で、前年から34社減少しました。業種別でみますと小売業の12社が最も多く、建設業の9社が続きました。規模別では1億円未満が最多の14社でした。周年記念事業は、コストや時間の負担増はありますが、自社ブランドのイメージ向上や新たな販促の機会にもつながります。

七草(1月7日)

七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野草あるいは野菜が入った粥(七草粥)を食べる風習です。さて、健康によいとは言え、日本中でどれだけの人が七草粥を食べているのでしょうか?

仕事始め

本日より業務を開始させていただきます。プラス思考・健康第一で地域のために一所懸命に頑張っていきますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

白物家電が元気

生活に身近な「白物」家電の価格が上昇しています。家電量販店などでの2019年の店頭平均販売価格は10年前に比べ洗濯機は約9割、エアコンや冷蔵庫は2割上昇しました。利益率が高くなく電機各社のリストラ対象だった白物が今では共働き世帯の増加など日本向けの高付加価値・高価格戦略で各社の収益に貢献しています。ただ、今後は高機能化にも限界があり、少子高齢化により市場は縮小することや、低価格製品を販売する新興勢力の登場、家電のシェアリングサービス、海外メーカーからの購入増などに対して、新たな戦略を構築することが不可欠となります。

会員制リゾートが復活

会員制リゾートが復活しています。市場縮小が進む別荘に取って代わりつつあります。訪日客増加で高級ホテルを予約しづらくなった富裕層の受け皿となり、保養所の代替として活用する法人も増えています。例えば、プリンスホテルは同事業に新規参入し、最大手のリゾートクラストは10年間で売上高を2倍に伸ばしています。市場規模においても15年で倍増しています。一方で今後の大きな課題は、高稼働率の維持となりそうです。

法多山へ初詣

法多山に初詣に行ってきました。毎年の恒例行事となっており、かれこれ30年以上にわたり続いています。厄除け団子を買うのとともに、家内安全・大願成就を祈念してきました。

1月2日初夢

1月2日「一富士二鷹三茄子」素敵な初夢を見られるといいですね・・

 

謹賀新年・2020

新年明けましておめでとうございます。皆様にとって、この1年が輝かしい年でありますよう心からお祈り申しあげます。

さて、今年はお陰様で当中小企業診断士事務所を開業して5年目の大きな節目(本人65歳)を迎えます。

今まで支えていただいた多くの方のためにも、初心に帰り一所懸命に仕事にチャレンジしてまいりますので、本年も昨年同様お引き立てのほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。