ブログ - 2022年7月


出生率が反転(先進国)

先進国の8割で2021年の出生率が前年に比較して上昇しました。新型コロナウイルス禍で出産を取り巻く状況がまだ厳しい中で反転しました。ただ国の間の格差も鮮明に現れています。男女が平等に子育てをする環境を整えてきた北欧などで回復の兆候が見えてきた一方、後れを取る日本や韓国は流れを変えられていません。流れを変えていくためには、保育の充実といった支援策に加え、男女の格差是正から賃金上昇の後押しまであらゆる政策を打ち出していくことが必要不可欠です。出生率の低下➡国力の低下は必然です。

茶農家に転作補助金(静岡県)

東海4県は、所謂「稼ぐ農地」への切り替えが進展していません。2005年から20年にかけての1㌶あたりの農業算出額の増減率は愛知県が0.7%増と最も高く、他の3県はマイナスでした。特に静岡県は収益性の上下でみると、全国45位のマイナス10.3%とたいへん苦戦しています。茶葉の買取り価格が下落しているため、静岡県では対策として、トマトやいちご、白ネギといった採算の良い作物に転換する茶農家に補助金(奨励)を出しています。

地方35路線、赤字693億円

JR東日本は28日、利用者が少ない地方の35路線の66区間すべてが2019年度に営業赤字だったと発表しました。路線別の収支を公表するのは初めてのことです。新型コロナウイルス禍の長期化で旅客減少が続いており、収支が特に厳しい区間はバスへ転換する協議などに入りたい考えです。鉄道最大手も経営モデルの見直しを迫られています。因みに最も赤字が大きい区間は、羽越本線の村上-鶴岡で、年間の運輸収入6億円を稼ぐために営業費用が55億円かかっています。これを聞くと愕然とします。我が故郷の天竜浜名湖線には末永く頑張ってもらいたいと思います。

医師・看護師の仕事をシェア

厚生労働省は医師や看護師、薬剤師などが職種を超えて仕事を分担する「タスクシェア」や、医師の仕事の一部を看護師などに任せる「タスクスフト」の推進に乗り出します。医療の仕事は法律で担い手が決まり、例えば看護師は原則、医療行為はできません。少子高齢化に伴う人手不足を前に、一部の仕事を分担して医療の効率を高めることになり、医療の改革に向けた大きな転機となります。医療従事者の皆さん!日々のお務めたいへんお疲れさまです。感謝・感謝です。

逸ノ城が初優勝

大相撲名古屋場所は、平幕逸ノ城が12勝3敗で初優勝を果たしました。2014年秋場所新入幕で13勝をいきなり挙げ、怪物の出現と騒がれてから8年、ヘルニアと闘いながら手にした天皇賜杯です。優勝インタビューでもわかるように、素朴な語り口は正に人間性の良さが滲み出ており、正に癒し系のキャラクターです。今後の活躍を大いに期待したいと思っています。

EC消費が一服

日本の電子商取引(EC)市場に減速感が出てきました。新型コロナウイルス禍を経てネット経由の消費が2割以上増加したものの、足元では一服の状況です。また、海外と比較すると浸透度はなお主要国で最低の水準となっています。このまま成長力を持続するには一段の工夫が不可欠です。ECをコロナ後の経済の牽引役にするためには、消費喚起の知恵(実店舗の役割を活かす)とインフラの進化(宅配クライシス対策)が必要です。

物価の二極化

物価の二極化が進んでいます。6月は消費者物価のうち食品などのモノが前年同月比4.9%上がり、運輸や娯楽などのサービスは0.3%下がりました。モノのインフレは資源高による輸入価格の上昇が直接響いています。サービス価格の低迷は国内の需要の鈍さや賃金の伸び悩みなど、根強いデフレ圧力を鮮明に映し出しています。コスト高の環境でも企業が安定して成長し、賃上げを続けられるようにならなければ日本経済の地盤沈下に歯止めがかかりません。この状況から脱出するためには、競争力のある付加価値の高いサービスを生む働き手の質を高めて生産性を底上げすることや、リスキリング(学び直し)の支援など人材への投資が不可欠です。

コロナ感染者過去最多更新

新型コロナウイルスの感染が拡大しています。21日に確認された新規感染者数は全国で18万6246人、東京都は3万1878人といずれも過去最多となりました。足元では10代以下の感染者が3割を占め、同居する家族の出勤や通学に影響が出やすい状況にあります。政府は社会活動や経済的にも目配りするため、家族らの待期期間を2日間短縮する方向で調整に入りました。夏休み、お盆帰省など人流が増加するこれから先が正念場となります。基本の基本である「3密」の徹底が不可欠です。

 

家電最大2割値上げへ(パナソニック)

パナソニックは20日、家電の出荷価格を8月1日から順次値上げすると発表しました。対象となるのは、食器洗い乾燥機や冷蔵庫など80品目弱で、出荷価格を3~23%引き上げます。主因は原材料や物流費が上昇しているためです。2022年内をめどに家電全般で価格改定を進めるようです。家電を購入するなら今のうちです!!

羽生選手が引退表明

フィギアスケート男子の羽生結弦選手が19日、東京都内で記者会見し、競技の第一線を退く意向を表明しました。今後はプロとしてアイスショーなどを中心に活動する予定です。羽生選手は2014年ソチ、18年平昌両五輪を連破し、18年には国民栄誉賞を受賞しています。羽生選手!とりあえず「お疲れさまでした。そして、たくさんの夢・希望をありがとう」

「高度人材ポイント制」

政府は地方の企業で就労実績がある高度人材を優遇し永住権などを得やすくする制度(高度人材ポイント制)の改正に2022年度中に乗り出します。目的は、外国人の採用を新規事業の立ち上げや海外進出の契機とし、地場産業の育成につなげることです。年収や学歴、職務経験などの項目を点数に換算し、ポイントの高い外国人人材は在留資格で優遇措置を受けられる制度です。この項目に、自治体が支援する企業での就労を加え、点数を上積みしやすくします。該当するのは、研究者やエンジニア、経営者などで、デジタル化や脱炭素への対応など事業転換を迫られている地方の企業に需要がありそうです。

修学旅行先定番が変化

修学旅行先として定番だった京都や東京に代わる地域の存在感が高まっています。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関西と関東のシェアは2020年度、計約3割と19年度比で半減する一方、他の地域は7~9㌽の上昇が目立っています。遠方から近場への行き先変更を絶好のチャンスとし、継続して選んでもらうための取り組みが活発化しそうです。観光色が強かった修学旅行は体験型の学びを重視する傾向があり、6月に受入れが再開したインバウンドも体験型の消費に関心が移行しています。SDGsをテーマにしたプログラムなどを学校側のニーズをくみ取る体制づくりが、結果的にインバウンド増につながると思われます。地方の宿泊施設にとってはヒントになると思います。

夏のボーナス支給額過去最高を更新

日本経済新聞社がまとめた2022年夏のボーナス最終集計で、全産業の平均支給額は前年比10.47%増の85万3748円となり、3年ぶりに過去最高を更新しました。新型コロナウイルス禍から回復し、資源高の価格転嫁に成功した企業などで最高益が相次ぎ、社員に手厚く還元する動きが広がりました。ただ、物価高のなか消費の底上げにはボーナスのみならず、ベースアップを含む賃上げが課題となっています。個人事業主にとっては、ボーナスがもらえるだけで羨ましいの一語に尽きます。

「副業・兼業制度」導入(地域金融機関)

副業・兼業制度を導入する地域金融機関が増えています。金融庁の調査では、2022年3月までに43機関が導入済みです。さらに77機関が導入を目指しており、数年以内に100機関を超える可能性もあります。行職員の多様な働き方を後押しする流れが加速しています。

水素特許出願数3割減

脱炭素につながる水素技術で、日本の優位性が低下しつつあります。世界の関連特許の競争力を調査した結果、日本は車の燃料電池など「利用」の技術で先行し、総合力も首位でした。しかしながら、直近10年間の出願件数は以前より3割減少し、国策で出願を増やす中国が米韓独を抜き去り2位で猛追しています。日本が水素サプライチェーン(供給網)を主導していくためには、低コストでの実用化、普及の枠組みづくりが重要な課題となります。

「黄金の3年」

岸田文雄首相は次の参院選までに衆院解散・総選挙に踏み切らなければ大型の国政選挙がない所謂「黄金の3年間」を迎えます。物価高や原子力発電所の再稼働、防衛力強化など重要課題は山積しています。これまで首相は参院選を控え安全運転に徹していました。この3年間で結果を残すためには大いなる決断力と実行力が問われそうです。

大相撲名古屋場所初日

大相撲名古屋場所は今日初日を迎えます。休場明けの先場所に優勝した横綱照ノ富士は連続優勝を狙い、3場所続けて関脇の若隆景は12勝以上の好成績を挙げれば、内容によっては大関昇進の可能性も出てきます。また、6場所出場停止処分が解けた元大関朝乃山は三段目西22枚目で、2日目に登場します。好取組を期待します。

新型コロナウイルス第7波の懸念

新型コロナウイルスの新規感染者が再拡大し、医療機関が対応に追われています。医療機関の搬送困難事案は3日までの1週間で、前週に比較して4割以上増えました。感染拡大の第7波の兆しに加え、猛暑による熱中症の急増も懸念されます。本格的な夏を前に警戒感が強まっています。

スリランカが破産国家に

スリランカが独立以来最も深刻な経済危機に陥っています。外貨不足でガソリンなどの輸入が滞り、記録的な物価上昇に見舞われています。6日付でロシアに燃料支援を要請したことを明らかにしています。ウィクラマシンハ首相は「破産国家」として国際通貨基金(IMF)との金融支援交渉に臨むことを表明しています。※国家破産:国家が自己の債務の一部または全部を放棄すること。

ハチミツ不作➡2割高

新型コロナウイルス禍による健康志向の高まりを受け需要が拡大しているハチミツ🍯ですが、近年は価格も上昇傾向です。背景には天候不順などでハチの活動量が低下しているとされ、世界的に採蜜量が減少していることが挙げられます。ハチは作物の受粉にも欠かせない存在だけに、ハチミツだけでなくその影響は農業にも広がっています。ここにも自然環境の変化が大きく起因しているようです。

脱・年功(20代でも管理職)

日本企業の「脱・年功」が加速しています。テルモやリコーが相次ぎ20代でも管理職になれる制度を導入しました。若手社員の意欲向上や組織の活性化につなげるのが目的です。商社や金融業界にも同種の取り組みが広がっています。グローバル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展するなか、変化に柔軟に対応できるリーダー人材の早期選抜・育成が求められます。一方で抜擢人事の急拡大は、中高年層の不満を高めるリスクもあります。抜擢にふさわしい若手の育成(若手だから登用するわけでなく年齢と無関係の人物本位の登用)や変化に伴う組織の歪みを防止する工夫・改善が不可欠です。

猛暑で値崩れ(サクランボ・メロン)

夏が旬の果物の価格が下落しています。熟し過ぎて傷みやすいサクランボは、東京市場の卸値が前年同期に比較して1割以上安くなっています。また、皮の模様が乱れるといった影響が出るメロンも前年同期を下回ります。要因としては、記録的な暑さなどの異常気象で品質が落ち、高値がつきにくくなっていることや、パンや食用油など頻繁に消費する食品の値上がりで、嗜好品である果物の消費が振るわないとの声も出ています。高級品でなかなか手が出ないサクランボ、メロンですが今が賞味するチャンスかもしれません。

合同会社に登録義務づけ

金融庁は資本金1円でも会社を設立できる合同会社について登録を義務づけます。設立要件が緩和された合同会社はスタートアップなど少人数の起業につながってきましたが、一部では不正勧誘出資者が損失を被る事例が出ていました。金融商品取引法に基づいて制度改正し、会社設立出資を募る場合は、登録を義務づけます。投資家の保護を徹底することで適切な起業環境を整備するのが目的です。また、登録制にすることで証券取引等監視委員会が会社の実態を把握しやすくなります。金融庁は早ければ今夏にも内閣府令を改正するとしています。

「コロナリバウンド」

新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に再拡大しつつあります。全国の7日間平均の新規感染者は6月30日時点で約1万7500人と、9日連続で前日を上回りました。足元の重症病床使用率はまだ低水準ですが、自治体は警戒感を強めています。これから夏休み期間に入り、移動がより活発になることが予想されます。感染状況を注視しながら経済活動の正常化に取り組む局面が続きそうです。

求人倍率1.28倍(静岡県)

静岡労働局が1日発表した5月の静岡県の有効求人倍率は、前月を0.01㌽上回る1.28倍でした。5ヶ月連続で前月を上回っています。主力の製造業の求人が堅調だったほか、観光需要の回復に伴い小売業や宿泊業が引き続き伸びました。有効求職者数は5ヶ月ぶりに前月を上回りました。

路線価上昇(観光・住宅地など郊外)

国税庁が1日発表した2022年分の路線価は、新型コロナウイルス禍での在宅勤務の広がりで都市部から移住する人が増え、郊外のリゾート地や住宅地で上昇が目立ちました。主要な観光地はコロナ禍の影響縮小を期待して上昇に転じる地点がありましたが、コロナ禍前から訪日外国人客需要への依存度が高かった繁華街は下落が続き、明暗が分かれました。因みに静岡県の最高路線価は、静岡県葵区紺屋町名店街呉服町通りで114万円(全国16位)でした。