ブログ - 2026年3月


映画製作費に融資基準(三菱UFJ)

三菱UFJ銀行と経済産業省は世界的なヒットにつながる大型の映画を製作しやすい仕組みをつくります。作品の価値を判断する共通の基準などを整え、金融機関が製作費を融資しやすくします。資金面からコンテンツ産業の国際競争力を高めるのが狙いです。(日本の映画製作費は平均7億円と米国の40億円より大幅に少なく、興行収入歴代1位となった「国宝」でさえ12億円)一方、韓国は政府機関がコンテンツ製作の現場調査を実施し、作品価値や経済性を評価する仕組みがあり、日本はいずれにおいても整備が遅れているのが現状です。

内閣支持率3㌽上昇(72%)

世論調査(日経、TV東京)によりますと、高市早苗内閣の支持率は72%で、2月の前回調査の69%から3㌽上昇しました。内閣支持率は2025年12月以来、70%台に回復しました。内閣を「支持しない」は23%となり、前回より3㌽低下しました。この背景には、外交への一定の評価があると思います。

静岡銀・名古屋銀が統合へ

静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループと名古屋銀行が27日、2028年4月をメドに経営統合を目指すと発表しました。金利上昇で世貸金の量が経営を左右するなか、総資産が全国4位の地銀グループが生まれます。都市圏でも人口減少時代を迎え、都道府県をまたぐ越境再編が主軸になってきました。両行は22年の提携から自動車関連のファンド立ち上げや、協調融資で実績が積み上がり、統合という攻めの一手に出ようとしています。今後この再編の流れが加速する可能性も孕んでいます。

リニア静岡着工容認へ(静岡県)

リニア中央新幹線の整備に向け最大の難所だった静岡工区を巡り、静岡県とJR東海の協議が26日、事実上完了しました。鈴木康友知事は年内に着工を容認する見通しです。物価高騰や難工事など課題はありますが、最短で2036年の品川-名古屋間の開業が視野に入りました。川勝平太前知事が着工反対を17年に表明してから9年越しに合意に至りました。良くも悪くもこの9年間の足踏みのツケは重いです。

生保解約金約3.8兆円(過去最高)

金利上昇を受けて、既存の生命保険を解約して新しい商品に乗り換える動きが広がっています。生命保険協会によりますと、解約時に契約者に渡す解約返戻金は2025年10~12月に前年同期比5割増しの3兆8000億円と、四半期ベースで過去最高となりました。資金の受け皿は、投資信託や個人向け国債で、生命保険会社の課題の一つになっています。今は補償よりも投資ということでしょうか⁉

AIで求人原稿作成(ファミマ)

ファミリーマートは、アルバイト店員の募集原稿を生成人工知能(AI)が数分で作成するシステムを導入しました。例えば、「主婦が活躍中」や「駅の近く」などキーワードを店長が打ち込むと、その店舗の特徴や魅力をまとめた文章をAIが作り出します。他にも近隣の競合店舗などと時給を比較できる機能も有しています。小売業界の人手不足が深刻化するなか、店長の業務負担を減らして採用効率を高めようとしています。

職員の営利企業勤務可能(浜松市)

浜松市(中野市長)は23日、職員の兼業制度の運用を見直すことを発表しました。新たに営利企業で従事することを認めます。職員の自律的なキャリア形成や多様で柔軟な働き方を後押しする

形です。※適用は4月1日~。地域貢献や社会課題解決に資する活動であれば兼業を可能としています。例えば、地域クラブ活動の指導、地域バスの運転手、子ども食堂の支援など

「企業価値担保権」5.25~

金融機関のビジネスの中核である「融資」が根底から変わるかもしれません。5月25日施行予定の事業性融資推進法により、無形資産を含む企業価値全体を担保にすることが可能となります。「企業価値担保権」の新設は、金融史における大きな転換点になり得ると同時に、全資産を担保にして企業と付き合う覚悟を金融機関に突きつけることにもなります。同法第1条は、不動産担保や個人保証に依存した融資慣行の是正をうたっています。

避難シェルター全自治体100%へ

政府はミサイル攻撃などに備える避難シェルターについて、2030年までに全ての市区町村で人口カバー率100%を目指します。現在の状況は、2割の自治体が未達となっています。民間の既存の地下施設を活用し、数日間滞在できるよう水や食料などを備蓄します。スイスや韓国では、地下施設のみをシェルターと定義したうえで人口カバー率が100%を超えています。これらの国々と比較すると、日本のシェルター整備は遅れています。自分の住む郊外地域で避難シェルターというのは、どこを指すのでしょうか⁉

店頭最高190.8円(補助金支給へ)

政府は価格高騰が続くガソリンへの補助金を19日に再開します。1㍑あたり30.2円を補助し、店頭価格を170円程度に抑えます。中東・ホルムズ海峡の事実上の封鎖を受け、石油備蓄の放出とあわせ価格上昇や現場の混乱の緩和を狙います。ただ、財政には重荷となり、脱炭素にも逆行する施策となります。25年末のガソリン税の旧暫定税率の廃止から、わずか数ヶ月でこのような事態になるとは・・・

もつ煮「いなさの鶴」

マンション価格1億円超(東京23区内)

東京23区内の新築マンション価格(不動産経済研究所)は、中央値(物件を高い順に並べてちょうど真ん中にある数値)が25年に1億円の大台を超えました。平均値では23年に1億円を超えましたが(極端に高い一部の影響を受けやすい欠点がある)、当初は一部高額物件がけん引していました。足元では値ごろな地域の物件で上昇が進んでいます。億ションが当たり前の時代に突入しています⁉

えっ「独身税」⁉

4月から「独身税」が始まります!!SNSでこのような書き込みが目立ちます。決して独身者に新たな税金が課されるわけではありません。少子化対策の財源であてる「子ども・子育て支援金」の徴収が始まることを指しています。例えば、年収600万円の会社員の場合、医療保険料とともに毎月600円弱を支払うことになります。子どもがいない人や子育てを終えた高齢者も徴収対象となる一方、児童手当などを受け取るのは子育て世帯だけです。不公平だと批判する投稿もまた多いのが実情です。『子どもや子育て世帯を社会で支える制度』という政府の説明は浸透していないように思います。

東栄ー鳳来峡(7.1㌔)開通

浜松市と愛知県の奥三河地域、長野県飯田市を結ぶ三遠南信自動車道は14日午後3時、東栄ー鳳来峡の両インターチェンジ間の7.1㌔が開通します。東名、新東名の両高速道路とのアクセスが向上し、浜松市天竜区佐久間町から市中心部への所要時間が5分短縮されます。救急搬送の安定や観光面での期待が大きくなります。自宅から佐久間町までますます近くなりました。

県政方針(静岡県)

静岡県は2024年までの県政方針をまとめました。40年には25年に比べ人口が1割減ることを前提にし、産業や医療、交通など12に上る重点項目ごとに需要と費用を推計して対策を打ち出します。厳しい財政状況が続くなか、計画に基づく予算の選択と集中により持続可能な県政運営を目指すとしています。わずか14年先のことです。この状況に驚かざるをえません⁉

洗濯槽まで洗える洗剤を発売

花王は11日、主力の洗剤ブランド「アタック」で、衣類と同時に洗濯槽も洗える新商品を発表しました。国内洗剤市場で激しく競り合うP&Cとは、衣類の洗浄力での差別化が難しくなっていることが背景です。共働き世帯が増えるなか、家事の手間も減らせる点を新たな価値として打ち出します。

日銀考査が不動産融資に重点へ

日銀は10日、2026年度の金融機関に対する考査方針を発表しました。大都市圏を中心に不動産価格の上昇が目立つ不動産業向けの貸し出しについて、金融機関の審査・管理体制を点検します。「金利ある世界」の到来で、動きが見られる預金動向についても点検していく考えを示しています。※(日銀は25年12月に政策金利を0.75%と30年ぶりの高さに引き上げています)

推し活消費

日本経済は今、モノやサービスの価格が上がるインフレ経済に代わる途上にあります。賃金が物価ほどには上がらず、節約志向が残るなか、光明となるのは「推し」消費です。推し活消費は一般化しつつあり、各種推計を踏まえると数兆円の市場規模があります。推し活の主体も弱年齢層だけのものから年齢層が広がっています。応援したいキャラクターや商品には出費を惜しまない消費者は少なくないようです。残念ながら自分にか推し活がありません(´;ω;`)ウッ…

課税減免拡大へ

政府は2026年度、国と地方を合わせて39の税制措置で課税を減免する基準額を引き上げます。据え置いたままでは物価上昇によって家計や企業の実質的な負担が増えるためです。不動産取得税は53年ぶりの改定となります。企業が支出する従業員の食事代の非課税額は倍増し、社員食堂の値下げやメニュー充実などにつながる可能性があります。

「1人1社の壁」(高校生就活)

高校生の就職先の選択肢が広がっていません。1人1社しか応募できないなど、根強く残る慣習が要因です。弊害が認識されないながらも変わらない要因は、高校教員の8割が現状を肯定的に評価し、考えていることです(日経新聞調査)教員の主観に頼りすぎず、外部の視点を活用しながらキャリア形成を支援することが必要だと感じます。それにしても、まだこのような就活をしていること(実態)に驚きました⁉

レアアース再利用促進

政府はレアアース(希土類)やレアメタル(希少金属)の再利用を促進する行動計画を4月にも策定します。今は産業に欠かせない重要鉱物や金属資源の多くを中国からの輸入に頼っています。国内リサイクルを進め、日本企業のサプライチェーン上のリスクを低減するのが狙いです。具体的には、レアアースを含む廃棄物を回収し、資源を取り出し、再び流通させるリサイクル網を強化することや、保管拠点を整備するほか、必要な品質を満たしているか検査する体制を整えます。また資源を含む廃棄物の不正な海外流出への対策も強めるとしています。

本日のMyランチ

「金融包摂」進化へ

世界各国で誰もが金融サービスにアクセスできる金融包摂が進んでいます。貧困層が多い新興国での取り組みとみられがちですが、日本では転職や起業した人が銀行の融資を受けられないケースがあります。例えば、勤続年数や雇用形態を重視する審査が壁となっています。人工知能(AI)の活用が金融包摂を進化させる有力な手段で、海外では一歩踏み込んだ事例も多いそうです。審査(評価軸)を作り替えてAIを使えば、短時間でリスク量が算定できる可能性があります。金融機関にとっても新たな顧客に融資できれば、収益の拡大が見込まれます。金融包摂に向き合うことはサービスを磨き、競争力を高めることにつながります。

ホルムズ海峡封鎖

エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、高騰した原油・ガス価格が世界経済の下押しリスクとなっています。米国・イスラエルとイランの衝突が長期化し混乱が続けば高インフレと低成長が同時に起こるスタグフレーションが現実味を帯びてきます。トランプ米政権の関税政策に揺れる世界経済は新たな試練(火種)を迎えることになります。米国民の生活コストに直結するガソリン価格の値上げにつながれば、トランプ政権にとっては11月の中間選挙で逆風になる可能性も強まります。

「100年フード」

文化庁は1日までに、地域に根付く食文化をPRする「100年フード」に、讃岐うどん(香川)や札幌スープカレー(北海道)など19道県の29件を認定しました。認定は5回目です。今回で総数は329件となっています。静岡県では、静岡おでん、すわま(新居町)、富士宮やきそばが認定されています。