公示地価下落

国土交通省が23日発表した2021年1月1日時点の公示地価は、商業・工業・住宅の全用途平均(全国)が前年比0.5%のマイナスと6年ぶりに下落に転じました。新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、三大都市圏はそろって下落しました。外出自粛やインバウンドの急減に伴う飲食店や小売店などの不振が地価を押し下げた形です。一方で在宅勤務の浸透などで新たな住宅需要もありますが、回復には早期の感染抑止が不可欠です。