イベントの目的と効果

イベントのプランニングができたら、下記に沿ってチェックをかけてみてください。

1. イベントの目的と効果

  目的 効果

 ◎話題作り・人気作り  

○好ましい販売環境作り

○新規客獲得と顧客の固定化

○ネームバリュー強調

○企画性の活性化、企業の活性化

○消費生活への開発、助言

○競合店へのデモンストレーション

○販売員のモラールアップ

売上促進が先行し過ぎるとイベントの魅力が色あせる

消費者に人気のある小売店(明るさ・暖かさ・新鮮さ・楽しさ・賑やかさ・心地よさ)

イベントは雰囲気を助成するもの!!

◎集客活動

イベントの最も重要な狙いの一つ

イベントを上手に告知することにより、店の注目度を上げ、地域客の誘導につなげることが可能

◎パブリック・リレーションズ(地域客とのふれあい)

売り手と買い手の間には、心のなごむふれあいが重要

(朝市・ガレージセール・フリーマーケットなど)

◎売上アップ(店または特定商品)
イベントの目的・効果達成の結果として売上アップが図られる

2. イベントの基本と展開プラン

基本プラン 内容

(1)4Tのタイミング

  1. タイミング
  2. ターゲット
  3. テーマ
  4. テイスト

 

季節感を出すこと

対象によりイメージは異なる

今日的な視点で裏付ける

他との差別化や個性を尊重

(2)スケールの設定 どのくらいの規模にするか
(3)タイプの設定 アトラクション主体か情報提供かなど
(4)目標の設定 あらかじめ見積る(集客目標・販売数量)
(5)予算の設定 経費は売上目標の1~4%が目安
(6)担当者の決定 担当者の責任を明確にする
展開プラン(実施手順) 内容

ア)タイトル(サブタイトル)の決定

印象的にタイトルづけする 

イ)シンボルマーク(アイキャッチャー)の決定 視覚的に内容を伝える
ウ)重点商品の決定 セールスイベントの場合は、商品が催事の主題目
エ)販促ツール(宣伝媒体)の選定・制作 低コストのミニ媒体(チラシ・DMなど)
オ)アトラクション、景品の選定・手配 手間がかからない。特色や親しみ、話題性
カ)装飾、POP広告計画 手作り感覚で効果を高める
キ)協賛メーカー、提携店の選定 協力度が高い、情報量が豊富
ク)店内モラールアップ計画 イベント成功に向けてのスローガン
ケ)タイムスケジュール作り ア~クをチェックし作成

3. 成功するイベントの条件

(1)参加性

ユニークな演出で顧客を巻き込む

(2)意表性 ハプニング、驚きがある
(3)話題性 クチコミで伝わりやすい
(4)今日性 タイムリーに多くの人の関心を呼ぶ
(5)公共性 地域社会への貢献を図る
(6)情報性 新しい知識を提供する
(7)視覚性 ダイナミックに表現・提案する

プランニングができたら必ずチェックしてみることがポイントです!!