売上を伸ばすのは難しい!?

 「売上を伸ばす」とういことは、おそらく全ての会社にとっての共通のテーマではないだろうか。

 経営者は売上を伸ばすために実に様々な努力をしている。売上を伸ばすための唯一の正解というものはないと思われるが、売上を伸ばすための道筋や方法といったものは研究されており、その中から自社にとって最良な方法を見つけて実行すればよいのだが、ある程度の基本的な考え方を知ったうえでいろいろな方法を試せば、より効率的に良い方法を見つけ出せると思う。

 以下に売上を伸ばすうえでの基本的な考え方を示すので参考にしてほしい。

 

(1)自社をよく知ること

自社がどんな会社なのか、自社は何を目指していて、どんなことが得意(=強み)なのかということを明らかにすることが販売戦略を検討するうえでのまず第一歩である。

(2)お客さまを深く分析すること

商品やサービスの価値を決める最も重要なお客さまがどんな人で、何を考え、どのような行動をとっているのか、どこにいるのか、を考えることが販売戦略を立てる前提として必要である。

(3)方法を幅広く知ること

商品やサービスを販売するためには、いろいろな方法がある。具体的な方法や事例を知ることで、それを自社のアイデアに活かすことができ、売上を伸ばす方法の選択肢が広がる。

(4)戦略を具体的に立てること

自社を知り、お客さまを知り、そして具体的な方法がわかれば、これらを自社としての販売方法にまとめて絞り込んでいくことで、やみくもに多くの売り方を試すよりも成功する可能性が高まる。

(5)振り返りを必ず行うこと

どんなに緻密に戦略を立てても、そのとおりに運ぶとは限らない。どんなに分析してもお客さまの動きを推測しても、それはあくまでも推測でしかない。販売戦略を立てて実践するのみではなく、その結果の振り返りを繰り返していくことで、自社の売上を伸ばす方法を熟成させていくことができる。

 

ABC(たりまえのことをかにしないでゃんとやる)的なことを述べてしまったが、以上のポイントを参考にしながら自社なりの販売戦略の方法を確立し、売上を伸ばしてほしい。