江戸時代の武士も名刺を持っていた!?

 いよいよ新年度が始まった。新入社員とすぐわかるような真新しいスーツに身を包み、緊張感のなかにも目を輝かせて仕事に臨んでいる光景をあちこちで目にする。筆者も40年前はそうだったのかと懐かしさを感じてしまう。社会人1年生として嬉しかったことは、もちろん初給料をいただいた時であるが、それとは別に嬉しかったことがある。それは上司から名刺を手渡された時のことだ。社会人になったことを強く実感したのを今でも鮮明に記憶している。
 では、いつから名刺なるものが存在したのだろうか。日本人の最古の名刺は、江戸時代の1778年に松前藩の代官がロシアの役人に渡したものが、ロシアの国立古文書博物館で発見されている。江戸時代の武士も名刺を持ち歩いていたというのがなんとも滑稽である。そこで今回は、個人を売り込む(=仕事が取れる)名刺の作り方・ポイント挙げるので参考にしてほしい。

◆仕事がとれる名刺とは・・・

・顔を一発で覚えてもらえる、記憶に残る名刺であること
・自分自身が興味を持つ名刺であること
・仕事以外のプライベートな話題に花が咲く名刺であること
・事業内容を知りたい!と思わせる名刺であること

 1. プロフィール写真にこだわること(仕事用) ⇒ 写真入りは捨てられる確率が低い

 2. 持っている資格を記載すること ⇒ 資格は安心・信頼のお墨付き

 3. 会社のキャッチコピーを入れること ⇒ キャッチコピーがあると記憶に残る

 4. キャッチコピーに「数」を入れること ⇒ ○○販売台数3万強!

 5. 実績を載せること ⇒ 2018年度静岡県内販売実績ナンバーワン

 6. 主力商品を説明すること ⇒ あくまで主力商品(欲張らないこと)

 7. 「問い合わせ」を強調すること ⇒ 問い合わせがあってこそ商売が始まる

 8. 裏面などにプライベートな写真を載せること ⇒ 「ほっ」とさせること、話題づくり

 9. QRコードでスマホからサイトに来てもらうこと


10. 自己プロフィールを細かく書くこと ⇒ 人となりや雰囲気を感じてもらうこと

11. 検索させること・・・